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世田山に登り 大館氏明公のお墓参り ②


世田山山頂直下に奥の院があります。
山の中の小さな廃寺という感じでした。

昭和2年に麓に移るまで本堂だった場所、旧本堂の竜の彫刻は左甚五郎の作とも伝えられています。

登山道沿いのうぐいす谷にはお大師さん由来のあかの水、船曳き地蔵、訪問当時は石を切り出して建立中の大きな石仏にも出会えます。



この奥の院の隣に今回のお墓参りの目的の大館氏明公のお墓があります。

ひっそりとして人気は無く、大館氏明公のお墓の周りにはたくさんの古いお墓がありました。

この前で、妻の作ってくれたおにぎりと持ってきた麦茶を供えて、40有余日の戦いの中で満足に食べれなかったであろう当時の武士を偲んで一緒に食べさせていただきました。

自然の中で食べるのと、山道を登ってきたせいでお腹が空いていたせいでしょうか?
本当に食べれることに感謝しながら美味しくいただけたのでした。




大館氏明公のお墓の周りには変わったお地蔵さんのようなお墓がたくさんありました。
中には顔が3つのお地蔵さんがあり、お地蔵さんファンには一見の価値がありそうです。



簡単な大館氏明公の説明の看板がありました。



大館氏明公のお墓の近くにはこのような宝篋印塔(ほうきょういんとう)がいくつかありました。

これは、お墓ではなく経典などを納めるものです。

実は、後日紹介させていただきますが、今治市周辺は全国でもめずらしい国重要文化財(国重文)の五輪塔(ごりんとう)・宝篋印塔(ほうきょういんとう)・宝塔(ほうとう)・層塔(そうとう)の宝庫だそうです。



山道はこのように多くのお地蔵さんが立っています。
正確には数えていませんが、100体は軽く超えているでしょう。

道の端が崖になっていたりして昔のまま保存されてきた場所だという気がします。
山登りが目的の人でも何か霊山の雰囲気を感じるところだと思います。

ここは、四国の山のなかでもとても登りやすく気軽に来られる場所だと思います。
森林浴のついででも何でもいいですから、ここが大昔に多くの血が流れて無念の死を遂げた多くの御霊の眠る場所である事、こころの中で手を合わせる気持を持っていただければ嬉しいです。

普段の運動不足を痛烈に感じた日でした。
それでも、まごころで手を合わせたときの清々しさを感じた日でした。

今回撮った写真はこちらを見てください。
ヤフーフォト



by kyd575 | 2009-06-07 19:25